宿題を見てあげられない日があっても、親失格じゃない
2026年9月17日 公開 ・ 編集部
保育園のお迎えから帰宅して、手を洗う間もなくごはんの支度。食べさせて、お風呂に入れて、明日の準備をして、下の子を寝かしつけて——ふと見ると、上の子の宿題プリントが、ランドセルから半分出たまま。音読カードにサインもしていない。「毎日ちゃんと見てあげられていない」「まわりのお母さんは、一緒に勉強しているのに」と、寝る前にため息が出る。
もし、そんなふうに自分を責めているなら。これだけは、読んでいってほしいのです。
あなたが1日にしていること
たぶん今日も、これくらいのことをしています。
- 仕事をして、帰ってごはんを作った
- 「学校どうだった?」と、少しでも話を聞いた
- 洗濯、翌日の準備、片づけ、寝かしつけ
- 「宿題やった?」と声をかけた(それも関わりです)
- 子どもが安心して眠れる家を、今日もキープした
これは「何もしていない」ではありません。子どもが毎日を過ごす土台を、ひとりで、あるいは分担しながら、回し続けています。宿題を横で見る時間だけが「関わり」ではありません。
宿題は「毎日、親がつきっきり」でなくていい
丸つけができない日、答えを一緒に考えられない日、音読をちゃんと聞けない日があっても、子どもの学力がそこで決まるわけではありません。むしろ、低学年のうちは「机に向かう習慣」がつけば十分、という考え方が一般的です。できる範囲でいうと——
- 「今日は机に向かえた」だけで、合格にする
- 分からない問題は、無理に教え込まず、そのまま先生に見てもらう(連絡帳に一言でもいい)
- 平日は最低限、週末など余裕のある日に、まとめて一緒に見る
- 音読は「うん、聞いてるよ」と、家事をしながらでもOK
- 丸つけは、できる日だけ。できない日は子どもに答え合わせを任せてもいい
比べる相手を、間違えない
SNSやまわりの「毎日一緒に勉強しています」という声と、へとへとで帰ってくる自分を比べたら、誰でも「自分はダメだ」と思ってしまいます。でも、その人にはその人の事情(在宅勤務、祖父母の協力、きょうだいの数)があり、あなたにはあなたの事情があります。比べるなら、他人ではなく、昨日の自分とだけ。それで十分です。
心配なときの、小さな行動
宿題をまったくやらない日が続く、勉強でつまずいているのが気になる——そんなときは、抱え込まずに、担任の先生に「家ではこういう様子です」と共有してみてください。面談や連絡帳で十分です。学童や放課後の教室で宿題を見てもらえる仕組みがある場合もあります。
おやすみ前に
宿題を見きれなかった日も、あなたは子どもの毎日を、ちゃんと支えています。「毎日ちゃんと」できなくて大丈夫。それでもう、十分にやれています。今日は、あなたも早く休んでください。
※ この記事の内容は情報提供を目的としたものです。気になる症状や不安があるときは、かかりつけ医・お住まいの自治体の相談窓口をご利用ください。記事内のリンクには広告を含む場合があります。
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