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登園しぶりで毎朝バトル。「行きたくない日」があっても大丈夫

2026年9月15日 公開 ・ 編集部

「きょう、いかない」。玄関で座り込んで動かない子を、なんとか抱きかかえて車に乗せる。園に着けば、先生に引き渡す瞬間にギャン泣きで、腕にしがみつく手を一本ずつはがす。振り返れないまま門を出て、車の中や職場のトイレで、なぜか自分が泣いている。時計を見ると、始業に間に合わない——。

登園しぶりの朝は、子どもよりも親のほうが、体力と心を持っていかれます。

しぶるのは、成長の途中でよくあること

登園しぶりのきっかけは、本当にさまざまです。

  • 入園・進級の直後で、環境にまだ慣れていない
  • 連休明けや、長い休みのあと
  • 運動会や発表会など、行事の前後のプレッシャー
  • 体調の揺らぎ(なんとなくだるい、鼻水が出ている)
  • 家が楽しくて、親と離れたくない時期に入っている
  • 友だちとの小さなトラブルや、先生が替わったこと

一度しっかり通えていた子が、ある日突然しぶり出すことも、めずらしくありません。多くの子が、時期を変えながら経験します。親の関わりが足りないから、ではありません。

朝をラクにする工夫

前の晩に、朝の判断を減らしておく

持ち物、着る服、次の日の予定を、寝る前にセットしておく。朝に「あれがない」「これ着ない」でもめる回数が減るだけで、余裕が変わります。

「泣いても連れて行く」と、先に決めておく

その場で「行かせるか、休ませるか」を毎回迷うと、こちらの態度が揺れて、子どもも余計に粘ります。基本方針を先に決めておくと、朝が短く済みます。

別れ際は、短く

「行ってらっしゃい、お迎え来るね」とさっと離れるほうが、ずるずる長引かせるより切り替わりやすい、と言われています。多くの子は、親の姿が見えなくなると数分で落ち着いて、遊び始めます。

送り担当を替えてみる

いつも同じ人が送っていると、その人の前でだけ激しくしぶることがあります。パートナーや祖父母に頼むと、あっさり行けることも。

園に「いましぶっている」と口頭で伝える

連絡帳に書くだけでなく、その日の朝に一言伝えて、園での様子を教えてもらう。「30分でけろっとしていました」と分かると、次の朝がだいぶラクになります。

「行かない日」を作ってもいい

その日の体調や、親子の状態を見て、思いきって休ませる日があっても大丈夫です。1日休んだからといって、通えなくなるわけではありません。

ただし、しぶりが何週間も続く、園に行く時間になると腹痛や嘔吐がある、家でも元気がない、といった場合は、園の先生や、地域の子育て相談、かかりつけに様子を話してみてください。背景に別の要因があることもあり、早めに相談すると見とおしが立ちやすくなります。

送り出したあとの、自分もケアする

罪悪感で、午前中ずっと仕事が手につかない日もあります。「無理やり置いてきてしまった」と自分を責めがちですが、多くの子は切り替えて過ごしています。お迎えのときや連絡帳で「その後どうでしたか」と確認しておくと、事実が分かって気持ちが軽くなります。

まとめ

  • 登園しぶりは多くの子が経験する。愛情不足でも、しつけの問題でもない
  • 準備は前倒し、方針は先に決める、別れ際は短く、送り担当を替える、園と口頭で共有
  • 休ませる日を作ってもいい。長引く・身体症状がある場合は園やかかりつけへ相談
  • 多くの子は親が見えなくなると数分で落ち着く。その後の様子を確認して、自分の罪悪感も手放す

毎朝これに向き合っているあなたは、それだけで十分すぎるほど、よくやっています。

📊 根拠にした情報

※ この記事の内容は情報提供を目的としたものです。気になる症状や不安があるときは、かかりつけ医・お住まいの自治体の相談窓口をご利用ください。記事内のリンクには広告を含む場合があります。

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