SNSの「産後うつ」投稿との、ちょうどいい距離のとり方
2026年9月16日 公開 ・ 管理人
夜中の授乳中、スマホで「産後うつ」と検索する。自分と同じことを書いている人がいて、「おかしいのは自分だけじゃなかった」と少し息ができる。一方で、重い体験談を続けて読んでしまい、朝には気持ちがさらに沈んでいる——。
SNSの当事者発信は、「一人じゃない」と気づける良さと、読むほど消耗する危うさの両方を持っています。どちらも本当なので、付き合い方を決めておくとラクになります。
📊 つらいときの情報との付き合い方(厚生労働省「まもろうよ こころ」より) こころが不調なときは、情報を過剰に受け取ることが負担になることがあります。厚生労働省は、つらいときほど信頼できる相談窓口に直接つながることをすすめています。
SNSの発信で「得られるもの」と「削られるもの」
得られるもの
- 「この症状、自分だけじゃない」という安心
- 受診してよかった、回復したという先の見通し
- 使えた制度・窓口の具体的な情報
削られるもの
- 重い内容を続けて読むことによる気分の低下
- 「この人はこの方法で治ったのに」という比較の落ち込み
- 深夜のスクロールで削られる睡眠
距離のとり方(例)
- 時間を区切る。 「調べるのは昼間の10分だけ」と決める。深夜は見ない。
- 共感目的と情報目的を分ける。 制度や窓口を知りたいときは、SNSではなく自治体サイトや「まもろうよ こころ」を直接見る。
- 重すぎる日はミュートする。 つらい時期だけ、関連ワードやアカウントを一時的に非表示に。
- 発信より相談を優先する。 自分の状況を整理したいときは、投稿するより、保健師や医療機関に話す方が具体的に前へ進みます。
「一人じゃない」を、消耗せずに受け取る
同じ経験を言葉にしてくれる人がいる、という事実だけ持ち帰って、細部までは追わない。それでも「自分だけじゃない」は十分伝わります。
まとめ
- SNSの当事者発信は、安心をくれる面と、消耗させる面の両方がある
- 見る時間を区切る/深夜は見ない/重い日はミュート
- 制度・窓口の情報は、SNSではなく公的サイトや相談窓口から直接
- つらさを整理したいときは、投稿より相談。「一人じゃない」だけ持ち帰れば十分です
📊 根拠にした情報
書き手と、つくり方
書き手:管理人(身体に障害を負い、家族のために「知っておきたかった育児情報」をまとめている運営者)。 記事はこども家庭庁・厚生労働省・日本小児科学会などの公的情報と、当事者のリアルな声をもとに作成し、公開前に 禁止表現・医療/安全リスク・ガバナンス方針のチェックを通しています。 更新頻度を保つため作成の一部を自動化していますが、方針とチェック基準は管理人が決めています。
※ 本記事は情報提供が目的で、診断や治療にかわるものではありません。気になる症状や不安があるときは、かかりつけ医・お住まいの自治体の相談窓口をご利用ください。記事内のリンクには広告を含む場合があります。
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